8か月半の新卒研修を終えて「韓国人」という立場で自分がどのように変わったか振り返ってみる
(厳密に言うと23日までですが)ついにすべての部署での新卒研修が終わりました、新卒一期生のジョンハウンです?
コロナウイルスで来日できずに、4月から韓国の実家でリモートワークを続けてからもう今年も残りわずかということに気づき、しみじみしています。
本エントリはクラメソビギナーズの圧倒的成長 Advent Calendar 2020の21日目の記事です。
研修中にAWSの資格を3冠まで達成したり、課題を取り組んで実践してみたりなど技術的に面で向上した部分も多くありますが、今回はその点に関しては割愛させていただきます。私よりもずっと優秀な方々が研修で成長した点に関してのブログを書いてますので、新卒メンバーがどんなことをやったか気になる方はぜひ合わせて読んでみてください!
で、今回は題名通りに韓国人としてクラスメソッドに入社してから新卒研修経て、働く際の考え方や行動がどのように変わったかを振り返ってみようと思います。
クラスメソッドに出会うまで
2019年、韓国人として日本IT企業就職に向けて準備をしていた私ですが、情報系の専攻をしていて、特に日本語に関しては母が日本人だという影響で昔から勉強していたので自信をもっていました。その勢いで就活も順調に進み、何社から内定通知をいただいたりもしてました。
ですが、好調も長くは続きませんでした。
一番に希望していた企業に落ちると共に、別の企業からは募集が既に終わったという告知があったのです。当時はこれからどうすればいいのかとパニックになった心情を落ち着かせることに精一杯でした。
けれど、まだ諦める訳にはいかなかったので、最後のチャンスであろうクラスメソッドの面接に挑みました。
面接時に体調があまりよくなくて本調子ではなかったことと、予想とは違った面接の質問をされたことが重なり、「今回も落ちたかもしれない...」という考えで諦めかけていましたが、奇跡的に内定が決まったという連絡いただき無事に就活を終えることができました。(大袈裟感ありますけど、日本語がうまくなかったら受かってなかったと思います)
ただ、内定が決まった後からも心からモヤモヤした気持ちはなくならず...
私、ここでちゃんとやっていけるのだろうか
内定はいただいたものの、以前からクラスメソッドに関して「あんなに技術的スキルを重視し、かなり厳しいだろうな」という認識をもっていたため、色々な悩みが交差していました。
コロナウイルスの影響で来日ができなくなってから、大学の同期の半分が内定を辞退するか取り消される状況が続き、私もすぐ追い出されるかもしれないという心配でただひたすらやるしかないと思いました。
特にAWS経験は全く無の状態だったので勉強を頑張るほかはないという気持ちでした。実際に入社直後書いたジョインブログにもそのような様子がちらっと見えてます。
研修を経てどのように変わったか
入社して序盤の時期は、頑張ろうという気持ちが先走ってしまい、かなりあれやこれやと自分自身を追い込んでいました。自分を追い込むのは学生時代からのくせみたいなものでしたが、いつしか私一人では取り返しのつかない状態になってしまい、周りの皆さんにも心配をかけてしまってました...?
その過程で自分自身を振り返ってみたり、メンターの方々にアドバイスをもらうことによって少しずつ自分のペースを見つけることができ、研修に集中できるようになりました。
そして約8か月半の新卒研修を経て、考え方や行動がどのように変わったかを綴ってみようと思います。
困った時には助けを求める
先ほど書いた内容と繋がる話ですが、当時は大変だと思っていても自分がやると決めたことだったので、周りの人に辛いということを中々言えずに抱えていました。
学生時代にもこのような状況が何度かありましたが、ただ「頑張れ、全部あんたのためになるものだから」「大変なのはあんただけじゃないから」としか言ってもらえなかった私にとっては、誰かに悩みごとをいうことが難しかったのです。
それが、JDで上長である西さんから困っていることはないですかと聞かれた時にさりげなく話してみたら、意外とあっさりと答えが見つかりました。むしろ驚いた点が周りの皆さんが私の立場に共感して相談をしてくださっていたということです。
また、学生時代に課題に取り込む際、技術的な問題が起こった時ももうちょっと自分で探してみようと思ったり、質問するのが恥ずかしいなと思うあまり、解決できずに提出した時もありました。
ですが、クラスメソッドではむしろ質問をした時に、皆さんが実際に問題になった部分を試してから返答してくださって、問題をより速く解決できたりもしました。
これを機に自分から助けを求めるということが苦にならなくなったと同時に働く上での悩みの大半が解消され、今になってはすっかりクラスメソッドの働き方に馴染んできたと思います。私も以後新卒2期生が入社した時に手を差し伸べられる人になりたいです。
日本語での書き方について改めて考える
新卒研修は主に日本語で進められていて、実際に課題やミーティングでも常に日本語を使っているので、外国人メンバーは日本語がすごく速く伸びたと思います。
ただ、実際の業務ではやはり求められる基準があり、日本語を使う上でもう一段考える必要がありました。日本語の表現として正しいか確認することはもちろん、敬語を使うべきかどうかを考える必要があったのです。
特に、オペ部の研修でのテクニカルサポートの回答を書く上での表現を考慮することがかなり難しく、実際にお客様がその表現をどのようにとらえるか注意することが大きな課題でした。(改めて思いますが、間違った表現を使ったときにすごく丁寧に説明を書いてくださった皆さんに大変感謝しております。)
これはプレゼン資料の作成やブログを書く際にも影響して、入社初期の頃と比べて少しはマシになったかなと思います。ただ自分の勘違いだったらすいません
諦めかけてた夢をもう一度挑戦するようになった
これは多分新卒研修ではなく、クラスメソッドだからこそできたことだと思います。
ジョインブログにも書かれてますが、私は昔から絵が好きでした。けれど、いつしか私の思うように絵が描けないというスランプと現実の壁を乗り超えられず、絵を描くことを辞めてしまいました。(時々落書きはしてましたけどね)
私のブログ投稿者ページをご覧になると、羊のキャラクター(ヒツジちゃん)が描かれているところが見えると思います。この羊のキャラクターを一番最初に描いたのがエンプロイーサクセス部でのLT大会のプレゼン準備だったと思います。この時なぜか、いらすとやとかの絵を使うより私が描いたものを使った方が私らしさを出せるかもと思いペンが回ってました。
それ以降はもう描かないつもりだったのですが、意外と評判があってその後も少しずつ描き続け今にいたりました。
コロナウイルスであまり外に出られなくなったのも一つの理由ではありましたけど、このキャラを応援してくれる人がいなかったらここまで続かなかっただろうなと思います。
社内のスタンプやCX事業本部での最終課題(↑の画像)で使うことによって、社内でもかなり知名度が上がりました笑
クラスメソッドが技術を重視するだけじゃなく、自分の好きなことを続けられるような環境が備わっているからこそできたことですね。?
最後に
最初はクラスメソッドで生き残れるか不安だった私がここまで来れたのも心暖かい仲間がいたおかげだと思います!
これからもクラスメソッドの一員として頑張ろうと思いつつ、21日目を終わらせます。
明日クラメソビギナーズの圧倒的成長 Advent Calendar 2020の22日目はなかはらさんです。
皆さんもぜひクラスメソッドの仲間になってワイワイしましょう!